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2020年4月22日(水)

裁判所減員許されぬ

山添氏「定員法改定に反対」

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 日本共産党の山添拓議員は16日の参院法務委員会で、裁判所職員定員法改定案について、新型コロナウイルス感染拡大にともない労働事件や破産、児童虐待など司法の役割増大が予想されるもと、裁判所全体で過去最大の17人の減員を行うことは許されないと追及しました。

 山添氏は、児童相談所への虐待相談件数が20年前の14倍になるなど、家裁調査官の役割が増しているのに、裁判所が10年以上増員を求めていないと質問。裁判所の村田斉志事務総局総務局長が「家裁調査官の役割は重要」と認めつつ、専門性を発揮できる部分は限定的と答えたのに対し、山添氏は「判事は増やしつつ調査官の増員を求めないのは現場の実態にそぐわない」と重ねて増員を求めました。

 法案は自民党、公明党などの賛成多数で可決されました。日本共産党は反対しました。


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