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2020年8月31日(月)

自・公・維が安倍政治絶賛

NHK日曜討論

 30日放送のNHK「日曜討論」には各党幹部が出席し、安倍政権の政策や政治手法の評価、今後求められる政治について議論されましたが、自民党、公明党、日本維新の会からは安倍政治を絶賛する声が相次ぎました。

 安倍政権は、特定秘密保護法や安保法制(戦争法)を多くの国民の反対の声や憲法を踏みにじって成立させるなど、強権的な政治手法を続けて国民のなかに分断をもたらしました。沖縄では、何度も県民が米軍新基地建設反対の意志を示しても、その民意を踏みにじり続けました。

 それにもかかわらず自民党の世耕弘成参院幹事長は番組で「安倍政権は決めるべきことはしっかり決めていった」などと強引な手法を肯定的に評価。また経済や外交にふれたうえで「基本的には安倍政権の路線を今後の政権もしっかり継続していく必要があると思っています」と語りました。

 公明党の斉藤鉄夫幹事長は「(安倍政権で)政治が安定した。いろんな意見の違いに対して配慮があったということだと思う。配慮しながら決めるべき時には決めていったという点は評価したい」などと絶賛。安保法制については「日本の抑止力をおおいに高めたと評価していい」とまで語りました。

 日本維新の会の馬場伸幸幹事長も、安保法制や特定秘密保護法を成立させたことについて「日米同盟が強化されて、国民の安心・安全につながろうとしていることは高く評価ができる」などと述べました。


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