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2020年10月22日(木)

全国青年・学生部長会議開く

全党の力で「世代的継承」を成功させ、日本社会の現在と未来に責任をもつ党を

山下副委員長・党建設委員会責任者のあいさつ

写真

(写真)あいさつする山下芳生副委員長=20日、党本部

 20日に開かれた全国都道府県青年・学生部長会議で、山下芳生副委員長・党建設委員会責任者は冒頭、6日の幹部会で次の総選挙で政権交代を実現し、野党連合政権樹立へ正面から挑戦するという歴史的な政治目標を決めたことが、党内に大きなエネルギーを生み出しつつあると語りました。同時に、街頭でこの目標と決意を熱く語れば青年・学生の気持ちに響き、党と民青の新たな魅力になることが明らかになりつつあるとのべ、大阪市廃止の是非を問う住民投票の宣伝での、青年と民青との対話の経過をのべました。青年は、菅義偉首相による日本学術会議への人事介入、自民党議員による女性蔑視発言への怒りとともに、「どうすればいいのかわからない」とのべ、民青同盟員が次の総選挙で政権交代を実現する党の目標と、民青の魅力を語るなか加盟しました。山下氏は「若い世代に政権交代への決意を広げよう」と訴えました。

 山下氏は、幹部会第二決議第3章について、「支部が主役」の党づくりの大道を広げながら、「世代的継承」に目的意識的にとりくみ、党全体の力で成功させることに本格的に挑戦する重要性を強調しました。

 さらに第二決議第4章で、民青への援助を特別に重視することを提起し、四つの方向で援助を強めることを提起したとのべ、「青年・学生部長には、民青への援助はもちろん、『支部が主役』の党づくりの大道を広げながら、『世代的継承』を意識的に追求する点での大きな役割を発揮してほしい」とよびかけました。

 支部や党機関が青年・学生と労働者、30代から50代の党づくりに目的意識的にとりくみ活動を発展させるうえで、「青年・学生が元気に活動し、成長する姿、民青が要求運動に生きいきとりくむ姿が地域、職場のなかで見えるようになったとき、『世代的継承』への意識的な努力が広がることを学んだ」と語り、「青年・学生部長、青年・学生部の奮闘が全党の力で若い世代に働きかけるカギを担っている。大きな役割を期待しています」とのべました。

 「全党の力で『世代的継承』を成功させ、日本社会の現在と未来に責任をもつ党をつくってこそ、次の総選挙で政権に挑戦するにふさわしい党になれるのではないでしょうか」と語り、会議の成功をよびかけました。


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