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2020年11月20日(金)

国民投票法めぐり自由討議

赤嶺氏「審査会動かすな」

衆院憲法審

写真

(写真)発言する赤嶺政賢議員=19日、衆院憲法審査会

 衆院憲法審査会は19日、「憲法改正国民投票法をめぐる諸問題」について自由討議を行い、日本共産党の赤嶺政賢議員が意見表明しました。

 赤嶺氏は、「憲法審査会は動かすべきではない」と述べ、審査会が憲法改正原案の発議と審査を任務とし、「改憲原案をすり合わせ発議へ向かうことにつながる」と指摘。自民党憲法改正推進本部が改憲原案を年内に策定し、審査会に上程するとしていることを「看過できない」と批判しました。

 また、現行の国民投票法は、最低投票率の規定がないこと、CMの量が資金力の多寡によって左右される恐れがあることなどを挙げ、「欠陥法」だと指摘。「これらの法案を棚上げして与党提出の7項目の案を一方的に成立させるのは認められない」として、野党の中から出ている案を並行して、慎重審議すべきだと主張しました。

 自民党の新藤義孝議員は与党提出法案の早期の採決を主張。立憲民主党の山花郁夫議員は、国民投票法は「さらに議論を深めるべきだ」と述べました。


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