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2020年11月27日(金)

避難所の食事温かく

田村貴昭氏 家電の支給も必要

 日本共産党の田村貴昭議員は19日、衆院災害対策特別委員会で、7月豪雨の被災地の避難所で提供される食事を温かく栄養バランスのとれたものに改善するよう求めました。

 7月豪雨災害から4カ月を迎える熊本県の避難所では、食事がいまだにパンや弁当ばかりです。田村氏は、政府が自治体に対して適温食の提供や栄養バランスの確保を求めていることに触れ、「避難所生活が長期化し、気温も低下するもとで、避難者の健康が心配だ。温かく野菜がとれる食事への改善が必要だ」と訴えました。

 小此木八郎防災相は「温かい食事など適切な対応を求めているが、さらに情報共有が必要だ。改善するところはしっかりしたい」と答弁しました。

 また田村氏は、災害救助法にもとづき支給される生活必需品から家電が除外されている問題について追及。「浸水してすべてを失った被災者に冷蔵庫や洗濯機、ストーブなどを支給すべきだ」と主張。内閣府の青柳一郎政策統括官は、防寒や熱中症対策の家電は生活に不可欠である場合もあるとし、「どのようなものが対象になるか検討したい」と答えました。


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