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2021年1月12日(火)

新型コロナ変異種拡大 全世界を対象に入国停止措置を

志位委員長が表明

 日本共産党の志位和夫委員長は11日、北九州市で開かれたオンライン演説会で、政府が11カ国・地域からのビジネス関係者などの入国受け入れを一転、継続する方針を示していることを批判し、日本共産党として、全世界を対象に速やかに入国停止の措置をとるべきだとして水際対策の強化を政府に要求することを表明しました。

 菅義偉首相は8日のテレビ番組で、中国、韓国などの11カ国・地域の間で実施しているビジネス関係者の新規入国を緊急事態宣言発令中も継続する考えを示しています。

 志位氏は、英国で猛威をふるっている新型コロナウイルスの変異種が「制御不能」となり、「ロックダウン(都市封鎖)をしても感染が止められなくなり、ロンドン市が『重大インシデント』を宣言するというきわめて深刻な事態となっている。その時に入国受け入れを継続するというのは、あまりに緊張感を欠いた対応だ」と批判。新型コロナウイルスの変異種の流入を止めるための水際対策として、「直ちに全世界を対象に入国停止の措置をとることを日本共産党は強く求める」と表明しました。


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