2021年3月26日(金)
共闘の原点揺らがない 一致点を大切に前進を
志位氏会見
日本共産党の志位和夫委員長は２５日の記者会見で、参院長野補選をめぐる野党各党の政策上の“違い”について問われ、２４日の４党野党書記局長・幹事長会談で衆参の三つの補選・再選挙について「それぞれの政党の立場を理解しつつできるだけ協力していく」ことで合意したことに言及し、「この合意を大事にして前に進みたい」と表明しました。
この中で志位氏は「政党が違うわけですから、個別の政策、あるいは政策に対するニュアンスが違うのは当たり前です。政策については一致点を大切にしてやればいい」と強調。「一致点として私たちが野党共闘に踏み出すうえで一番重視したのは、『安保法制を廃止し、立憲主義を取り戻す』ことを原点にすえて共闘を前進させることです。この原点で野党は一致しており、揺らいでいません。この原点のうえに立って、選挙協力・政権協力が実るよう粘り強く努力していきたい」と決意を述べました。
