2024年11月23日(土)
対話優先 相互理解を
志位議長が各国政党代表と交流
ICAPP総会歓迎夕食会
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【プノンペン=面川誠】日本共産党の志位和夫議長は21日、カンボジアの首都プノンペンで開かれるアジア政党国際会議(ICAPP)第12回総会(22~23日)の歓迎夕食会に出席しました。志位氏は各国の政党代表と幅広く交流し、4月に発表した「東アジアの平和構築への提言」を紹介し、外交問題について幅広く懇談しました。
鄭義溶(チョン・ウィヨン)ICAPP常任委員会議長が夕食会の歓迎あいさつに立ち、ICAPPが政治的立場の違いを超えて、アジアで活動するすべての政党に開かれた平和のフォーラムとして、たいへん重要な役割を発揮しつつ、発展していることを強調し、参加者への心からの歓迎を表明しました。
ICAPPの組織委員長をつとめるカンボジアのプラク・ソコン外相は歓迎あいさつで、大国間の対立と武力紛争が激化している現状に危機感を表明し、「真の平和とは紛争がないことだけでは実現せず、対話を優先して相互理解と和解によって対立に対処することが必要です」と述べました。
志位氏は、鄭議長と親しくあいさつを交わし、再会を喜び合うとともに、総会の開催を歓迎するとともに、東アジアでブロック対立が強まるもとでICAPPの果たす役割は大きいと語りました。鄭氏は、日本共産党が総会に毎回参加し、ICAPPの発展に寄与していることに謝意を表明しました。
志位氏は、毎回のICAPP総会やパキスタン訪問などを通じて交流を深めてきたムシャヒド・フセイン・サイードICAPP共同議長と親しくあいさつを交わし、総会の成功のために力をつくしたいと語りました。