2024年11月23日(土)
青年の模索に応える運動提起
民青全国大会始まる
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日本民主青年同盟(民青)第48回全国大会が22日、静岡県熱海市で始まりました。3年連続で拡大目標を達成するもと、各県からの青年の模索に応える取り組みで多くの仲間を迎えてきた経験を活発に交流。西川龍平委員長は報告で、来期は4000人以上の仲間を迎え、現勢1万人と言える組織になろうと提起しました。
大会決議案は、総選挙で与党過半数割れという結果は青年から与党が見放されたものであり、自民党政治にかわる新しい政治を模索する歴史的情勢にあると指摘。青年の模索は、「アメリカいいなり」「財界中心」から抜け出す展望に行き当たるまで強まりながら継続するとして、青年は「確かな展望が示されたとき、自民党政治を乗り越える自覚的な主体者としての一歩を踏み出す」と強調しています。
「敵基地攻撃能力保有・大軍拡に反対する青年の草の根ネットワーク運動」を土台に、草の根からたたかいを広げるとともに、国政選挙で日本共産党の躍進を勝ち取ろうと訴えています。
学習は青年の要求実現であり、質的発展をつくるカギだと強調。班会で『科学的社会主義Q&A』ブックレットの学習をすすめるとともに、『Q&A 共産主義と自由』の学習も同盟に質的変化をもたらすものとして重視する方針を提起しました。
役員が青年の中に分け入って対話し仲間を迎えると同時に、「班が主人公」でたたかいを広げ、結びついた青年を仲間に迎える取り組みを強めようと提起。「週1回の班会開催などの原則的な活動が位置づいてこそ、班のたたかいも拡大も発展する」と提案しました。
討論では「1年前は活動に自信がなかったけれど、対話に踏み出し青年の模索に触れ、民青が求められていると確信できた」(京都)、「1993年以降最高の到達を築いた。対話を重ねる中で自分も成長できた」(埼玉)などの生きいきとした発言が続きました。