2024年11月23日(土)
衆院選挙制度 見直しへ協議機関設置を
超党派議員連盟 議長に
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「衆議院選挙制度の抜本改革を実現する超党派議員連盟」は22日、額賀福志郎衆院議長と玄葉光一郎衆院副議長に申し入れを行い、28日に召集される臨時国会中に、衆院全会派で構成され、選挙制度の抜本的な検討を行う正式な協議機関を議長の下にすみやかに設置するよう求めました。
同議連幹事長の福島伸享衆院議員(有志の会)は「議連の全ての政党・会派の中では、現行の選挙制度に限界が来ていることは共通認識だ」と述べました。
同議連の共同代表を務める日本共産党の塩川鉄也国対委員長は「この議連は、現行の小選挙区比例代表並立制の見直しを図る一致点で設立された。わが党は、多様な民意が正確に反映される比例代表を中心とした選挙制度にすべきだと考えている」と主張。「衆院議長の下に正規の機関として少数会派も含めたオープンな場の設置を求めたい」と述べました。
額賀氏は「副議長、議院運営委員会とも相談して協議していきたい」と応じました。