2004年1月20日(火)「しんぶん赤旗」
通常国会開会の十九日、「自衛隊のイラク派兵中止」「『国民保護法制』など有事関連法案反対」を掲げて、市民と国会議員の集会が衆院第二議員会館内で開かれました。会場に入りきれない三百人が参加し、急きょ第二会場がつくられました。
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よびかけたのは、戦争反対・有事をつくるな!市民緊急行動、平和をつくり出す宗教者ネット、平和を実現するキリスト者ネット、陸海空港湾労組二十団体。
主催者を代表して宗教者ネットの木津博充さん(日本山妙法寺)が「艱難(かんなん)辛苦を乗り越えていかなくてはならないかもしれませんが、日本が倒されぬよう、一本に集まっていきましょう」とあいさつ。各団体の代表がイラク派兵を中止、撤回させる決意を語りました。
日本共産党の市田忠義書記局長、社会民主党の又市征治幹事長がそれぞれ党を代表してあいさつしました。
市田氏は、戦地に武装した日本の自衛隊を初めて派兵するための小泉自民・公明政権の言い分のでたらめさは明らかになっているとのべ、イラク派兵反対の一点で、思想信条の違いを超えて大同団結してがんばること、憲法改悪の地ならしである国民投票法案の提出を許さない決意をのべました。
日本共産党の緒方靖夫、宮本岳志、西山登紀子、紙智子、岩佐恵美、池田幹幸、小泉親司各参院議員、民主党の円より子参院議員もあいさつしました。