2004年1月21日(水)「しんぶん赤旗」
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「イラクへの自衛隊派遣は憲法違反、復興支援は国連中心で」と二十日、青年四団体が共同して東京・渋谷駅前で宣伝しました。およそ二十人の参加者が小泉首相に派遣中止を求めるはがきつきのティッシュペーパー署名、シール投票で派兵反対を訴えました。
署名に応じたフリーターの男性(24)は「外国から見たら自衛隊は軍隊。侵略行為とみなされて隊員が犠牲になったらどうなるのか。家族などへの配慮を欠いている。小泉首相は改革派だと思っていたが、迷走している」と批判しました。
宣伝は青年法律家協会弁護士学者合同部会、日本社会主義青年同盟、日本青年団協議会、日本民主青年同盟の共催。それぞれ代表が「自衛隊派遣は国際法や憲法九条に違反し、戦地には送らないと定めたイラク特別措置法にも反している」(青法協)、「地方の保守的な自治体首長からも『戦争だけはだめだ』の声が寄せられている」(社青同)、「青年は二度と銃をとらない、が青年団の思い。平和を求める一人ひとりが声をあげよう」(日青協)、「二十一世紀をテロも戦争もない世紀にしよう」(民青同盟)などと訴えました。