2004年1月21日(水)「しんぶん赤旗」
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陸上自衛隊先遣隊がイラクの土を踏みサマワに着いた二十日、北海道の有事法制反対道民連絡会は、札幌市の大通公園の西四丁目で、「陸自本隊を送るな」「先遣隊を一刻も早く引き揚げるべきだ」と訴え、署名を呼びかけました。じっと話を聞く青年、キッパリ「反対です」と署名する人など、注目されました。同連絡会は一昨年三月以来、毎週二回の宣伝署名行動を続けています。
じっと演説を聞き署名した札幌市白石区のトラック運転手・武田誠さん(31)は「日本は戦争のとき核(原爆投下)でやられた国。だから(自衛隊がイラクに)行くべきじゃない。でも日本はアメリカ言いなりで(ものが)言えないのかな?」。
この日は、同連絡会代表の竹中雅史弁護士、安保破棄道実行委員会の山下忠孝事務局長、道キリスト者平和の会の山本光一牧師、道社保協の橘晃弘氏らが訴えました。
大通公園はちょうど、自衛隊員が雪まつり準備作業中。各氏は「われわれは自衛隊員の命を危険にさらすなと行動しています。それを無視し強行しているのが小泉首相です」と呼びかけました。