日本共産党

2004年1月27日(火)「しんぶん赤旗」

大量破壊兵器

「存在」言えず

米国務長官ロ大統領と会談


 【モスクワ=田川実】モスクワを訪問中のパウエル米国務長官は、イラクの大量破壊兵器が存在しなかったと米調査団長が述べた問題について二十五日夜のロシア「第一チャンネル」テレビで、「イラクに開発計画はあった」と述べたものの、「存在した」とは答えられませんでした。イラクへの戦争については「正当だった」と強弁しました。

 同長官は二十六日、プーチン・ロシア大統領らと会談しました。プーチン大統領は、「われわれは米国と同様、国連がイラクに戻るべきだと考えている」と述べ、引き続き米ロ間で協議する意向を示しました。会談では、両国関係のほか、イラク、北朝鮮、グルジアのロシア軍基地の撤去など、一連の国際問題について意見交換した模様です。


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