2004年1月29日(木)「しんぶん赤旗」
自衛隊のイラク派兵に反対し、二月五日に防衛庁を平和の灯(ひ)で取り囲もうと「ピース・キャンドルナイト」を呼びかけている実行委員会の坂本修(自由法曹団団長)、松井繁明(同東京支部長)の両氏が二十八日、日本共産党本部を訪れ、協力を要請しました。
国民運動委員会責任者の荒堀広、平和運動局長の秋藤陽子の両氏が応対しました。
坂本氏らは、陸上自衛隊本隊への派兵命令がだされ、多くの人が何かしなければと思っている、反対の声を大きく結集したいと、防衛庁を「平和の灯」で包囲する計画を立てたことを紹介し協力を求めました。
荒堀氏はイラク戦争に大義がないことがますますはっきりした、自衛隊の派兵が米英の侵略戦争と占領への協力にほかならないことを明らかにしていくことの重要性を強調。この包囲行動が、派兵反対の世論と運動をさらに広げるうえで大きな役割を果たすことを期待し、成功へ協力したいとのべました。
包囲行動は同日午後六時半に東京・明治公園に集合し、パレードは同七時に防衛庁に向けて出発します。連絡先は都民中央法律事務所 電話03(3355)3341。