2004年1月29日(木)「しんぶん赤旗」
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「イラク派兵は撤回せよ」「私たちは平和を守るぞ」−−。自衛隊のイラク派兵命令やその承認をめぐり激しい議論がかわされている国会の周辺で28日、市民、宗教者らがイラク派兵に反対する行動を行いました。
国会への要請行動では日本山妙法寺の僧侶、武田隆雄さんが「大量破壊兵器はなく、サマワ市評議会も解散していた。ウソとペテンをついていかなければ、戦争をつくりだすことができないことが現代でもはっきりした。政府に憲法九条を守らせる共同の輪を」と訴えました。
キリスト者ネットの糸井玲子さん(77)は、「前の戦争で女たちは、口では絶対言えなかったが、男たちに行ってほしくない、生きて帰ってきてほしいとの思いで千人針を縫った。なんとしてもイラク派兵を止めたい」と話しました。
要請行動には日本共産党の吉井英勝衆院議員と民主、社民両党議員が参加しました。