2004年1月30日(金)「しんぶん赤旗」
民主 |
公明 |
民主党憲法調査会(会長・仙谷由人衆院議員)は二十九日の役員会で、今年末をめどに党独自の改憲草案をまとめる方針を決めました。七月の参院選前に中間報告を作成するとしています。具体的な作業の場として調査会の下に総論、分権自治など分野ごとに五つの小委員会を設置します。
菅直人代表は先の党大会で二〇〇六年までの改憲案作成を提起していましたが、この日程を二年も前倒しすることになります。自民党は〇五年十一月の結党五十周年までに改憲案とりまとめを決定していますが、それより早く民主党案をまとめようというものです。
一方、公明党も二十九日の中央幹事会で、九条を含めた憲法の見直し議論を本格的にはじめることを決めました。