日本共産党

2004年2月3日(火)「しんぶん赤旗」

与党が4項目を提示

「空転」国会への対応で


 与党の単独採決で「空転」していた国会では二日夜、与党側が強行採決をしないよう徹底することなど四項目を野党側に提示し、「三日午後から参院予算委員会で審議入りしてほしい」と要請しました。

 四項目は、(1)福田康夫官房長官が各閣僚に対しあいまいな答弁をしないよう伝える(2)参院では強行採決をしないことを青木幹雄自民党参院幹事長が予算委員長、イラク特別委委員長に徹底する(3)衆院の正常化に向け、十日に衆院イラク特別委で小泉純一郎首相出席で質疑を行う。同特別委を毎週開きイラク情勢の報告を行う(4)審議時間を十分確保する―というもの。

 野党側はこの提案を持ち返り、三日午前の国対委員長会談で検討することになりました。


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