2004年2月6日(金)「しんぶん赤旗」
戦争法反対宮城県民連絡会は五日、寒いなか、仙台市の繁華街で自衛隊のイラク派兵の中止・撤回を呼びかける昼休み宣伝を行いました。
県労連、宮教組、高教組、婦人民主クラブ(再建)、民青同盟などから十人が参加。民青同盟の女性らがハンドマイクで、「イラクへの自衛隊派兵計画中止を、自衛隊はすぐイラクから撤退せよ」と署名への協力をよびかけました。
同会の山口登事務局長は、四日から始まった宮城県王城寺原演習場での日米共同演習にふれ、「米軍の占領に加担する戦争訓練は許すわけにはいかない」と訴えました。
一時間で、青年やお年寄りら三十五人の署名が集まりました。
「自衛隊員が殺されるかもしれない、イラクの人を殺すかもしれない」との訴えに応え、署名した男性は「憲法違反だから反対だ」と声をかけていました。
岐阜県民主医療機関連合会と同労働組合は共同で五日の昼休み、「自衛隊のイラク派兵反対! 医療と平和を守れ!」の集会と自動車パレードをしました。
みどり病院(岐阜市北山)前で開かれた集会には、約四十人が参加しました。岩井雄司理事長はあいさつで、「人間同士がなぜたたかわなければならないのか。平和を愛し、命を守る医療人として、自衛隊のイラク派兵に断固として反対しよう」と呼びかけました。
「イラクの子どもたちを殺すな」「自衛隊のイラク派兵反対」と唱和したあと「自衛隊のイラク派兵反対」などのデコレーションをつけた五台の自動車でパレードをしました。