2004年2月10日(火)「しんぶん赤旗」
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ピンクのスカーフに「NO WAR」のワッペン。写真家・森住卓さんが撮影したイラクの写真ポスター二十三枚を掲げる女性たちに通行人の注目が集まりました。八日、東京・有楽町マリオン前で「イラク、戦争と子どもたち」と題した写真展と署名・宣伝を実施し、風船を手にした参加者は、自衛隊派兵反対、平和への思いをこめてリレートークしました。
金属情報機器労組(JMIU)東京地方本部女性センターが呼びかけたもの。組合員と家族、友人らが参加。八百枚のビラを配り、七十三人分の署名が寄せられました。
「自衛隊を派遣しなくても支援はできる」という女子中学生、「反対している友達は多い」という男子中学生の二人組、「無関心な子も多いけど、私たちはいつも関心をもって二人で話している」という女子高校生が署名に応じます。「アフガニスタンに何度もでかけている」と話す男性や韓国・ソウル市在住の韓国人男性もいました。
同女性センターの細金恭子事務局長は「もっと反対の世論を広げていかなければ。今後も森住さんの写真ポスターを活用したい」と話しました。