2004年2月21日(土)「しんぶん赤旗」
安保破棄中央実行委員会は二十日、東京都内で全国代表者会議を開き、二十六都道府県から二十一団体、六十三人が参加しました。
西川征矢事務局長が、(1)イラク派兵をめぐる情勢と課題(2)日米軍事同盟打破のたたかい(3)当面の行動―などについて報告。参加者は大きな拍手で確認しました。
西川氏は、米英軍がイラク戦争を始めた三月二十日に不法なイラク戦争と占領に反対する「3・20国際共同行動日」に向け、自衛隊派兵反対署名の五百万人達成をはじめ職場・地域・学園など草の根から学習、宣伝・対話を大規模にすすめるよう強調。二十日は世界と連帯し、津々浦々で行動し、全国で百万人規模の壮大な派兵反対運動を提起しました。
また開戦の火ぶたをきった午前十一時半(日本時間)に、全国でいっせいに唱和や風船でのアピール、車のクラクションを鳴らすなどの創意ある行動を呼びかけました。
「3・20」には各地で積極的に行動を計画。北海道の代表は「マスコミが無視できない大運動が必要だ。札幌での集会は一万三千人が過去最高だが、上回る規模で成功させて歴史をつくる」とのべ、大阪府の代表は「三万人集会を開く」と表明しました。平和の願いを書く「平和のハンカチ」運動を準備中の日本平和委員会の代表は「三月三日にハンカチを持ち寄ってつなぎ、防衛庁を包囲する。こうした運動をすすめながら『3・20』を成功させたい」とのべました。
「小牧基地に向けて自転車パレードをする」(愛知)、「地域集会を開きつつ、小泉首相にメッセージを集中する」(福岡)など意気高い発言がつづきました。日本共産党の赤嶺政賢衆院議員があいさつしました。