2004年3月6日(土)「しんぶん赤旗」
日本共産党の志位和夫委員長は五日、国会内で記者会見し、自民、公明の両党が衆院本会議で予算案の可決を強行したことに対し、厳しく批判しました。
志位氏は、予算案が、年金の大改悪と憲法を破壊した自衛隊のイラク派兵の費用を盛り込んでいることをあげて、「暮らしを破壊し、平和を破壊する、歴史的にも最悪の中身だ」と批判。こういう重大な予算案を国民の多くが批判するなか、数を頼んで採決を強行した自民、公明両党に対し、強く抗議しました。
志位氏は「参院で問題点を引き続き糾明し、予算案が国民にとっていかに有害かを、国民の前で広く明らかにする論戦をさらに進めていきたい」と決意を表明しました。