2004年3月11日(木)「しんぶん赤旗」
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「保険料は引き上げ、給付は引き下げ。こんな年金改悪法案は力をつくして廃案に追いこもう」。中央社会保障推進協議会は十日、衆院第二議員会館内で「年金大改悪阻止3・10学習・決起集会」を開き、廃案に向けた国民的運動を呼びかけました。
全日本年金者組合の松岡勉副委員長は「年金の仕組みがこの国会で決まってしまうと、十年も二十年も国会の審議を抜きにして改悪が自動的に続けられる。血も涙もない史上最悪の改悪法案だ」と怒ります。鈴木義男さん(63)=神奈川土建大和支部副執行委員長、建築業=は「保険料を上げた分、給付が上がるのならまだ分かるが、下げられるなんて冗談じゃない。改悪阻止に組合あげて頑張ります」。
集会では、年金実務センターの公文昭夫代表が法案の問題点を説明。中央社保協の山田稔事務局長が活動方針を提案しました。
日本共産党の山口富男衆院議員が国会情勢を報告しました。山口議員は、国民の不安や世論に押され、与党内部にもたじろぎがあることを示し、廃案に追いこむには今、世論を広げることが重要だと強調。「一緒に廃案への道を切り開きましょう」と呼びかけました。