2004年3月18日(木)「しんぶん赤旗」
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米英軍のイラク侵略・占領に抗議する国際共同行動日の二十日にローマで行われるデモ行進への参加を呼び掛けてイタリアを縦断中の平和キャラバン隊が、集結地点のローマに近づいています。
主催団体「戦争を止めよう」によると、キャラバン隊が会った市長の多くが、イラク占領終結とイタリア軍撤兵を主張しました。高校での平和“特別授業”や撤兵を求める模擬投票なども各地で催しています。
北東コースを歩いたある女性は「戦争を止めよう」のホームページに、「平和運動がとてつもなく大きな力を持っていることにますます確信を持ちました」と感想をつづっています。
南コース責任者のジナテンポさんは十七日、本紙の電話インタビューに、「スペインの選挙結果は、国民が戦争もテロも拒否し平和を望んでいることを明確に示しました。キャラバン隊も元気づけられ、今度はイタリアで同じ変化を、と訴えています」と話しました。