2004年3月25日(木)「しんぶん赤旗」
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映画、音楽、舞台芸術の十二団体からなる文化芸術推進フォーラムと日本共産党との、文化芸術にかんする政策懇談会が二十四日、都内でおこなわれました。
日本共産党からは石井郁子副委員長・衆院議員と、大沢たつみ、西山とき子、畑野君枝、八田ひろ子、林紀子、宮本岳志各参院議員が参加。石井副委員長は、「日本共産党は人間を大事にする社会をめざし、みなさんの要望をうけとめがんばりたい」とあいさつ。畑野議員は、党が文化への公的支援の充実をはかるため懇談や調査を続け、国会でとりあげてきたことを説明。文化芸術の人材育成や税制支援、社会保障制度の確立など、「国政や地方政治において芸術・文化活動の条件整備に力を尽くしていきたい」とのべました。
同フォーラムの野村萬議長は、「日本共産党の国民生活に根ざした文化政策を拝見し、『赤旗』の日常活動における文化面の充実を力強く感じる」とあいさつし、「文化芸術振興基本法にしっかり魂を入れる」ことが重要だと指摘。新国立劇場での演劇の養成事業の必要性について発言したものの「のれんに腕おし」だったという経験も語りました。各団体からは、文化への予算の重点配分や、文化芸術を担う人材育成の推進など、同フォーラムのまとめた十五項目の提案について説明がおこなわれました。