2004年3月26日(金)「しんぶん赤旗」
オーストラリアの世論調査機関ニューズポールと全国紙オーストラリアンが二十三日発表した世論調査によると、同国軍のイラク撤兵を求める野党労働党の支持率がこの三年間で最高の46%となり、ハワード首相率いる与党自由党を5ポイント上回りました。
背景には、スペインのマドリードで起きた列車連続爆破テロを受けて、国民の間にイラク派兵への批判が強まっていることがあります。ハワード政権は米国のイラク戦争を支持し、占領支援のために兵員約千人を派遣しています。
調査では「イラク戦争への関与でオーストラリアでテロがいっそう起きやすくなった」とする人が65%に上り、「変化なし」は30%でした。労働党は、今秋にも予想される総選挙で勝利すれば年末までにイラクから撤兵させると表明しています。
調査は三月十九日から二十一日にかけて千二百人を対象に実施されました。