2004年4月2日(金)「しんぶん赤旗」
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学生無年金障害者訴訟の原告や弁護団、支援者ら二十人余は、年金法改悪案審議の始まった一日正午から一時間にわたり、国会前で、無年金障害者への所得保障に向けて年金制度による解決をと、横幕を掲げビラを配りハンドマイクで訴えました。
学生無年金障害者訴訟全国連絡会の吉本哲夫会長や同弁護団全国連絡会事務局長の谷村慎介弁護士、京都訴訟原告の坂井一裕さん(53)、新潟訴訟原告の遁所直樹さん(41)の父彊二さん(72)らが次々にマイクをとりました。
「国の責任を認め年金支給や国家賠償を認めた三月二十四日の東京地裁判決に従い、国は控訴しないように」「無年金者救済は、ぜひ年金制度で」という訴えに、通りがかりの国会議員などが原告らを激励していきました。
日本共産党の小池晃政策委員長・参院議員が「無年金障害者に年金を支給させることこそ東京地裁の判決にこたえる道です」と訴え、原告らを激励しました。