2004年4月6日(火)「しんぶん赤旗」
|
「イラクへの自衛隊派兵の中止を求める4・5女性のつどい」が五日、国会内で開かれました。派兵中止を求める「女性の共同アピール」を募ってきた女性たちが、国会情勢を学び、交流しようと開いたものです。
共同アピールの呼びかけ人となっている内田妙子(航空労組連絡会議長)、江尻美穂子(津田塾大学名誉教授)、鈴木伶子(キリスト者平和ネット共同代表)の三氏が司会や行動提起を行いました。
江尻さんは、イラクへの自衛隊派兵など既成事実がどんどん積み重ねられている事態を指摘し、「あきらめないで反対の声をあげていこう」と呼びかけました。内田さんは「3・20国際共同行動」など世界で大きなうねりがおきているとのべ、共同アピールを広げ、五月三日の憲法集会成功や「九条をまもり、平和のために生かす」署名など行動を提起しました。
日本共産党から山口富男、赤嶺政賢両衆院議員、吉川春子、林紀子両参院議員が参加。山口氏は、国際社会の大勢は米軍の無法な戦争を認めていないと指摘し、みなさんの声は世界の多数の声だと強調するとともに、改憲論者の危険な動きに警鐘を鳴らしました。民主党の円より子参院議員、社民党の福島瑞穂党首があいさつしました。
参加者は「三月二十日の行動では休耕田に大型看板をだしたり、ベビーカーを押すマザーピースウオークなど全国すみずみで行動した」(新日本婦人の会)、「空港のそばで育ち、空にあこがれて客室乗務員になった。空港を軍事化する有事法制は反対」(航空連)など次々と発言しました。