2004年4月8日(木)「しんぶん赤旗」
イラク・ファルージャで大規模な反占領勢力の掃討作戦を展開している米占領軍の主力が、沖縄から派兵された米海兵隊部隊であることが七日までに分かりました。
米海兵隊のホームページによると、戦車や装甲車の支援を受けてファルージャを封鎖し、掃討作戦に乗り出しているのは、第五海兵連隊第一大隊と第一海兵連隊第二大隊の二つの部隊です。
このうち、第五海兵連隊第一大隊は昨年末、米海兵隊の部隊配備計画(UDP)に基づき、米本土から約八百人が沖縄に展開し、二カ月間駐留。その後、沖縄からイラクに出動しました。
沖縄では、イラクへの派兵に備え、デモ隊や武装勢力の鎮圧などの訓練を行っていました。