2004年4月8日(木)「しんぶん赤旗」
休日に居住地でビラを配布したことが「国家公務員法違反」だとして社会保険庁職員の堀越明男さんが不当逮捕・起訴された国公法弾圧事件で、支援のとりくみをすすめてきた「国公法弾圧を許さない会」(準備会)は三月末から、東京地検、東京地裁に向けた署名運動を開始しています。
署名は、「国公法で言論弾圧された堀越さんへの理不尽な起訴を門前払い」するよう東京地裁に求める団体・個人署名、東京地検に「起訴取り下げ」を求める団体署名の三種類。これまでに賛同を寄せた団体・個人に順次、署名用紙を送っており、「裁判が始まる前に、大きな世論を集中しよう」と呼びかけています。
同会は、二十二日(午後六時半)に、東京・中央区の日本橋公会堂で結成総会を開き、正式発足する予定。準備会は、「公訴棄却を要求し、裁判で無罪をかちとり、国家公務員の政治活動の自由、国民の思想・信条の自由を守りぬくために」と、個人・団体に入会をよびかけています。
問い合わせ 東京都千代田区西神田二の四の一東方学会ビル三階(千代田区労連気付) 03(3230)9737(正式発足後に変更する予定)