日本共産党

2004年4月12日(月)「しんぶん赤旗」

3人の解放求め宣伝

東京・渋谷 青年が一言メッセージ


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シール投票で討論になる青年たち=11日、東京・渋谷ハチ公前

 「イラクで武装グループに拘束された三人の日本人解放へ」と報道された十一日夕、東京・渋谷駅ハチ公前に、明るい革新日本をめざす中央青年学生連絡会議、日本平和委員会、全国高校生平和集会実行委員会、ワールドピースナウなどの青年らがそれぞれ、「自衛隊のイラクからの撤退を求める署名」や、小泉首相への一言メッセージ、「自衛隊のイラク派遣に賛成か反対か」を問うシール投票をよびかけました。横断幕を手に平和の歌を歌う一団も含めて百人が集まりました。

 シール投票や署名に次つぎ立ち止まり、各所で討論になりました。

 自由に書き込みできる横断幕に、カラーフェルトペンで各国の人が手をつないだ絵を描いた伊藤美穂さん(24)は、「イラク戦争に反対だったけど、何も行動しなかった。三人が人質になり、何かしなくては、と思ってきました」と話していました。

 「自衛隊のイラク派遣に「賛成」にシールをはった男子高校生(17)。「自衛隊は水を浄化するとか人道支援をしているから」といいます。投票をよびかけた青年が「でも、民間人のNGO(非政府組織)の方が、自衛隊よりずっと効率よく給水活動をしているんですよ」「自衛隊はイラクで、武器や兵隊の輸送もしているんですよ」などと説明すると、「じゃあ、賛成は撤回。賛成、反対の境目にはり直します」。

 約一時間の行動で五百人以上の署名と、百二十人以上からの一言メッセージが寄せられ、中央青学連は内閣府に届けました。

 日本共産党全国業者後援会は十一日、東京・池袋駅東口前で、約二十人が参加して日本人人質解放への報を受け宣伝しました。


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