2004年4月13日(火)「しんぶん赤旗」
ソフィアからの報道によると、ブルガリアのイワノフ外務副大臣は十一日、イラク情勢について「現地での作戦で好ましくないシナリオがある。つまり、緊張した情勢のためにブルガリア軍が撤退しなければならないようなことだ」と述べ、撤兵を排除しないという考えを政府として初めて示しました。
悪化したイラク情勢について話し合う政府の危機管理委員会の会合の後、語りました。
ブルガリアはカルバラに約四百七十人を派兵し、昨年十二月には武装勢力の攻撃を受けて五人が死亡しました。国内で撤兵を求める声が高まっています。