日本共産党

2004年4月15日(木)「しんぶん赤旗」

党首討論後、志位委員長が会見


 日本共産党の志位和夫委員長は十四日、党首討論の感想を記者団に問われ、「ファルージャの事態について、小泉首相は『支持できない』と明言はしなかったが、いまの『戦闘状況は遺憾な状況』とのべた」と指摘し、「さすがに米軍がやっていることを結構なことだと肯定できなかった。そう言わざるをえなかったことは、大事な論戦の内容だったと思う」とのべました。

 志位氏は「ファルージャの事態はほんとうに深刻で、集団殺りくが目前で進行している。『停戦合意』も非常に不安定だ」と指摘。ブッシュ米大統領が米軍の増派も含めて、力ずくで制圧する姿勢をかえていないことをあげ、「これを放置する限り非常に深刻な事態にたちいたる。日本人人質事件の解決の上でも、占領軍による無法な活動について、日本政府がきちっとものをいうということがいま強く求められている」とのべました。


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