日本共産党

2004年4月16日(金)「しんぶん赤旗」

年金改悪法案

与党が公聴会議決提案

衆院厚生労働委員長 職権で委員会設定


 十五日の衆院厚生労働委員会理事懇談会で、自民、公明両党は、年金改悪法案の連休前通過を狙い、採決の前提となる公聴会を二十二日に開くことを、十六日の委員会で議決するよう提案しました。これに野党が反対するなか、衛藤晟一委員長が職権で十六日に委員会を設定しました。

 日本共産党の山口富男議員は「まだ審議に入ったばかりなのに、重要な法案の衆院通過を前提として、公聴会日程を決めるのは許されない。徹底審議を尽くすべきだ」と主張。野党は公聴会日程の議決に一致して反対し、日本歯科医師会会長らの贈収賄事件の集中審議を要求しました。

 自民、公明両党が集中審議に応じる条件として公聴会日程を議決することに固執したため、協議はまとまりませんでした。


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