2004年4月19日(月)「しんぶん赤旗」
イラクでの日本人人質事件の解決に大きな役割を果たしているイラク・イスラム聖職者協会の幹部クベイシ師は十八日放映のNHKテレビのインタビューで、自衛隊のイラク派兵を批判しました。
クベイシ師は、米軍によるファルージャへの攻撃を強く批判するとともに、「自衛隊は海外に出てはならなかったのにイラクに来てしまった」と述べました。
クベイシ師はまた、「日本の民間人による人道支援は成功しているのに、自衛隊の派遣で日本の印象が悪くなるのは残念だ」とも述べました。