2004年4月20日(火)「しんぶん赤旗」
日本共産党の市田忠義書記局長は十九日、国会内で会見し、民主、社民両党が衆院厚生労働はじめ各委員会などへの出席を拒否し不正常な事態になっていたことについてのべました。
市田氏は、与党が大幅な負担増を押しつける年金改悪案をわずか二日間審議しただけで野党側の反対を押し切り採決の前提となる公聴会を設定しようとしたことに根本があると指摘。「ことの発端は大型連休前に年金改悪案の衆院通過を狙うという与党側の暴挙にあるが、だからといってわれわれは出席しないという態度をとらない。主張が通らないから欠席するというのでなく、審議を通じて堂々と立場をのべていくのが基本的姿勢だ」と改めて表明しました。