2004年4月24日(土)「しんぶん赤旗」
五月三日の憲法記念日に開かれる「二〇〇四年5・3憲法集会」の実行委員会は二十三日、国会内で会見し、プログラムと賛同を寄せた著名人の氏名を発表しました。賛同人は学者、宗教者、市民団体代表、ジャーナリスト、俳優、弁護士、映画監督、作家など幅広い分野に及びこれまでに五百氏を超えています。
実行委員会を代表して、許すな!憲法改悪・市民連絡会事務局の高田健氏が「集会を成功させ、さらに憲法調査会や自民、民主の改憲案とりまとめという策動に立ち向かう共同のネットワークをつくっていきたい」とのべ、ジャーナリストの本多勝一氏が初めて賛同人に名を連ねるなど共同の広がりを紹介しました。
集会事務局の八団体の代表がそれぞれ発言。「憲法九条をめぐり、中近東、アジアの各国は日本の動きをかたずをのんで見守っている」(憲法会議)、「改憲に反対する署名はがきが連日、事務所に届いている」(女性の憲法年連絡会)、「有事法制、イラク戦争が命と直面していることが急速に明らかになっている。憲法にある自由と人権にかかわることだ」(憲法を生かす会)と語りました。
「5・3憲法集会」は五月三日午後二時(一時開場)から、東京・霞が関の日比谷野外音楽堂で開かれます。発言者は日本共産党の志位和夫委員長、社民党の福島瑞穂党首、韓国NGO(非政府組織)代表、イタリア反戦平和団体の代表、青年、女性、労働者、宗教者を予定しています。集会後、銀座をパレードします。