日本共産党

2004年5月1日(土)「しんぶん赤旗」

日本の宝 憲法守れ

草の根組織も次つぎに誕生

共同ひろがる


 九条を焦点とした憲法改悪やイラク派兵など憲法を踏みにじる動きが強まるなか、「今こそ守ろう日本の宝」と憲法を学び、守る共同が広がっています。五月三日の憲法記念日を中心にした行事は、党派や立場を異にしたさまざまな団体、個人が力を合わせてとりくんでいます。草の根での新たな組織も次々に生まれるなど活発です。

 中央団体は毎年、「5・3憲法集会」(実行委員会主催)を開いていますが、今年は「一人でも多く参加できるように」と東京・日比谷野外音楽堂に会場を移し、午後二時から行います。海外から平和団体の代表(韓国、イタリア)が初めて参加し、日本共産党の志位和夫委員長、社民党の福島瑞穂党首らがリレートークします。

 茨城県では、「憲法を守る一点で」と県内の平和、市民、女性、宗教者などの各団体が話し合いを重ね、今年、初めて共同行動を実現。実行委員会をつくり、「5・3憲法フェスティバル」を開きます。

 石川県でも憲法問題で初の共同が実現。十九団体が協力し合い、四月二十七日に平和集会を開き、憲法改悪反対や自衛隊撤退、有事関連法案廃案を求めるアピールを採択しています。

 滋賀県では四月三日、三百十二人の会員で「憲法9条を守る近江八幡市民の会」が結成されました。毎月の宣伝や憲法記念日と十一月三日の憲法公布日を軸にした講演・学習会の開催を確認しています。大阪・寝屋川市では三月、「ねやがわ憲法を守る会」を結成。ビラをつくって宣伝を始め、いま一千人のサポーターと憲法を守るアピール運動にとりくんでいます。


もどる
「戻る」ボタンが機能しない場合は、ブラウザの機能をご使用ください。

日本共産党ホームへ「しんぶん赤旗」へ


著作権 : 日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 Mail:info@jcp.or.jp