2004年5月8日(土)「しんぶん赤旗」
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航空・医療・報道の三労組女性委員長が呼びかけ人となった「イラクからの自衛隊撤退を求める女性とジャーナリストの緊急集会」が五月十四日午後六時半から、東京・千代田区の日比谷野外音楽堂で開かれます。これに先立ち、七日、国会内で記者会見が行われました。
集会を呼びかけているのは、日本新聞労働組合連合の明珍美紀委員長、航空労組連絡会の内田妙子議長、日本医療労働組合連合会の田中千恵子委員長の三氏。日本ジャーナリスト会議(JCJ)が協力しています。
会見で内田さんは、「イラクの日本人人質事件をめぐりさまざまな報道がされました。今度の集会では、イラクで何が起こっているか、自衛隊派兵が何をもたらしているかをあきらかにしたい。自衛隊が一日も早く撤退し、平和憲法にもとづいて国際貢献が行われるよう求めたいと思います」とのべました。
明珍さんは「女性が発言する場は比較的少ないなかで、堂々と声をあげたい。また、ジャーナリストや新聞記者が公の場で発言することは少ないので、一人の市民として発言したい」、田中さんは「私たち三人は戦争と密接な関係のある職業です。幅広い市民に参加をよびかけたい」と語りました。
同集会には、イラクで人質となったフリージャーナリストの安田純平さんも出演します。各界の女性、ジャーナリスト、労組代表、政党代表が自衛隊の撤退を訴え、平和、憲法への思いをリレートークします。