2004年5月14日(金)「しんぶん赤旗」
民主党は十三日、所属国会議員の国民年金加入・保険料納付状況の調査結果を発表しました。国民年金加入が義務づけられた一九八六年四月以降の調査で、未加入・未納議員は、羽田孜最高顧問、菅直人前代表、石井一、横路孝弘両副代表ら幹部を含め衆院十七人、参院十六人の計三十三人でした。未納期間が最も長かったのは筒井信隆衆院議員の十二年。
同党は羽田元首相が最高顧問を六日付で辞任したことを明らかにし、未納・未加入議員に対しては注意などの処分を行う方針です。主要政党で所属議員の調査を行い、公表していないのは自民党だけになりました。