2004年5月19日(水)「しんぶん赤旗」
日本共産党の小池晃政策委員長は十八日の参院厚生労働委員会で、国会議員の年金未加入、未納問題について小泉純一郎首相に質問しました。
このなかで小池議員は、「法律をつくる国会議員には特別の責任がある。強制加入となった八六年以降に国会議員になってからの公表は個人でなく政党の責任だ」として、日本共産党は他党に先がけて公表したことを示し、自民党総裁でもある小泉首相にたいし、同党所属議員の納付状況公表を求めました。
小泉首相は「国会議員それぞれが責任を感じている。いかに国民の信頼を確保するかというのは個々人に任せればいい」と答弁。小池氏は「個人に任せるのは政党としてまったく無責任だ」とのべ、「都合の悪い公表すらやろうとせず、(年金改悪で)国民に限りない痛みを押しつけるのは許されない」と批判しました。