2004年5月20日(木)「しんぶん赤旗」
 「年金法案は撤回せよ」「有事関連７法案は許さないぞ」と唱和する座り込み参加者＝19日、国会前 |
「保険料は上限なく上がり」「給付は５０％を割り込む」という事実を国民に隠して政府・与党が強行した年金改悪法案を参院で必ず撤回をと、全労連がよびかけた全国統一行動が十九日、北海道、大阪での宣伝をはじめ各地でくりひろげられました。
正午から午後二時半まで、参院議員会館前には三百五十人が座り込み。全労連、国民大運動実行委員会、安保破棄中央実行委員会、中央社保協などのよびかけです。
愛知県労連の八人は、未納が明らかになった閣僚と公明党幹部の顔をサンバイザーに張って参加。「『未納三兄弟』ということで作ったら、どんどん増えて、年金未納ブラザーズになった」と苦笑い。榑松（くれまつ）佐一事務局長は、午前中地元選出の国会議員に要請したとき、「保険料は上限を設ける」「給付は５０％を確保する」との政府の説明がウソだったことを知らせると、秘書も驚いたとのべました。
日本共産党の大沢たつみ参院議員が緊迫する国会情勢を報告しました。
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