2004年5月27日(木)「しんぶん赤旗」
日本共産党、民主党、社民党の三野党の国対委員長は二十六日、国会内で会談し、参院で審議中の年金改悪法案について廃案をめざすことで一致しました。
会談後の記者会見で、日本共産党の穀田恵二国対委員長は「年金問題が後半国会の最大の焦点であり、廃案に追い込むため全力を尽くす」と強調しました。
参院での審議で「保険料は上限固定」「給付水準は50%確保」という政府の説明が偽りだったことが明らかになったうえに、国会議員の国民年金加入・納付状況についても自民党がかたくなに拒否していることを批判、「『一から出直せ』というのが国民の声だ。院内でのたたかいと、院外での運動も盛り上げていきたい」とのべました。
民主党の川端達夫国対委員長は「(野党が)緊密に連携し、協力し合って廃案に追い込むたたかいをおこなう」とのべました。