2004年5月28日(金)「しんぶん赤旗」
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新日本婦人の会(高田公子会長)は二十六日、乳幼児医療費無料化の実現を求めて、厚生労働省で坂口力厚労相と交渉しました。交渉には日本共産党の井上美代参院議員が同席しました。
全国各地の代表が「都道府県によって助成内容が違う。国の制度として実現してほしい」(北海道の代表)「東京都でも区市町村で差がある」(東京都の代表)「通院は四歳までの助成で誕生日をすぎてから病院に行くのを控えている」(宮城県の代表)などと訴えました。
坂口氏は「できるだけ何とかしたい。財政的なこともあるが最優先課題だと思っている。どの制度でもお子さんのことは大事なので努力したい」と答えました。
井上氏は「安心して子育てできる環境をつくるためにも、ぜひ乳幼児医療費無料化を国の責任で実現すべきだ」とのべました。
日本共産党は三月二十三日、小学校就学前まで無料化する「乳幼児医療費の支給に関する法律案」を参議院に提出しています。