2004年6月2日(水)「しんぶん赤旗」
「こんにちは。国民の七割が反対している年金の改悪について、どうお考えですか」―日本共産党の小池晃(比例区)、はたの君枝(選挙区)両候補の勝利に全力をあげる日本共産党をはげます川崎協同病院(神奈川県)の職員有志後援会は、対話を広げています。同後援会の小島和枝さん、柴田千代さんは五月二十九日、川崎市川崎区で十数人と対話しました。
「私、年金を受けているから…」。相手は、七十四歳の一人暮しの女性です。二人が、「受けている年金も減らされるのですよ」というと、「えー。本当ですか。いま月六万五千円ですよ。それが減らされたら、私、困ります」という切実な声が寄せられました。
対話のなかでは、自民、公明党が大宣伝してきた、“百年安心の年金”は実は、うそで年金給付は“現役世代の五割確保”どころか「四割以下」、保険料は“上限がある”のではなく「ずっとあがる」ことが日本共産党の追及でわかったと話します。多くの人が、「こんな悪法は、撤回してほしい」といいます。
最低月額五万円からスタートして、それぞれの掛け金に応じて給付を上乗せする日本共産党の「最低保障年金制度」の提案を説明します。
パンフレット『こんにちは日本共産党です』を使い、ムダな大型公共事業や軍事費を削れば、年金などの社会保障のための財源はできるといいます。「この制度を実現させるためにも日本共産党の躍進で、政治を変えましょう」と訴えています。
後援会では、ハンドマイクを使い、街角で訴えています。イラクや年金問題、日本共産党の政策を話します。宣伝した後、対話しています。
「年金と税金では、腹が立つことばっかり」「保険料もムダに使ってる。大規模保養施設のグリーンピアだって、見通しのないものだった」「国会議員が年金を未納しているのも、ひどいね」と声があがります。患者負担を増やす医療改悪への怒りも寄せられます。
年金問題の載った「しんぶん赤旗」を広げて話すと、相手も話をじっと聞いて、「読んでみます」と購読を約束しました。