日本共産党

2004年6月10日(木)「しんぶん赤旗」

イラクでは戦闘が激化

ファルージャ近郊 子ら死傷


 【カイロ=小泉大介】現地からの報道によると、イラクの首都バグダッド西方約五十キロのファルージャで九日、同地の治安維持を担当するイラク治安部隊の宿営地に、武装勢力が迫撃砲攻撃をおこない、治安部隊員十二人が死亡、十人が負傷しました。

 八日にはファルージャ近郊のカルマで、米軍と武装勢力との間で激しい戦闘が発生し、病院関係者の話では、女性や子どもを含むイラク人十一人が死亡、二十人以上が負傷しました。この戦闘では米軍車両二台も損壊し、米兵四人が負傷しました。


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