2004年7月3日(土)「しんぶん赤旗」
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アメリカいいなり、もう世界でも恥ずかしい異常ぶりじゃありませんか。大もとに日米安保条約があり軍事同盟なんです。軍事同盟にしがみつくような外交はやめ、アジア、世界の平和に貢献する日本にしていこうではありませんか。
日本の憲法には平和、人権あらゆることが書いてあります。しっかり政治に生かしていったらもっとみなさんの希望をたくせる日本になります。日本共産党はすべての条項を守って国づくりに生かしてまいります。
二大政党づくりが言われています。二大政党の向かっている方向は実は大変危険な方向です。
自民党は憲法を変えようとの大合唱です。民主党も変えるべきだと言っています。何を変えるか、憲法九条です。誰がこの憲法変えると言い出したんでしょう。アメリカです。日本の自衛隊を軍隊として海外に出し、一緒に戦うためなんです。こんなアメリカいいなりに日本がなっていいのでしょうか。
憲法はあの悲惨な経験と反省からつくられたものです。世界では日本にはすばらしい憲法があるといわれている。まさに私たちの宝です。改憲をたくらむ二大政党に日本の将来を託してはならないと思うのです。
憲法といっしょに教育基本法をいま変えようという動きになっています。ご当地からでている自民党の方(青木幹雄参院幹事長)は、この選挙戦のあとに憲法と教育基本法を変えるんだ、そのために自民党を勝たしてほしいといっています。自民党と公明党は教育基本法の全面改悪案でほぼ合意しています。
心から訴えたい。平和を願う、子どもたちの未来を守る願いを、日本共産党に託してください。子どもたちを、戦争を担う人間にすることは絶対に許すことはできません。