2004年7月5日(月)「しんぶん赤旗」
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四日、京都市内二カ所で、日本共産党の矢口雅章比例候補や井上哲士参院議員とともに、弁護士、大学教授、俳優、環境や生存権を守れと運動する市民らが「憲法を“まるごと”守る日本共産党を、党派を超えて勝たせよう」と宣伝しました。
「小泉総理の憲法知識は落第点」と批判した、上田勝美京都憲法会議代表幹事・龍谷大学名誉教授は、「選挙の争点は、戦争か平和か。平和憲法を守り世界に広げようとする日本共産党の立場こそ、日本国民の、世界人民の立場です」と強調。
三菱重工の賃金差別とたたかってきた野村政勝さんは、「『職場に憲法なし』という大企業の憲法違反を追及できるのは、日本共産党しかない」と実感を込めて訴えました。
「憲法九条『改正』で近隣諸国に不安を与えることが日本のためになるのか」と問いかけた、碓井敏正京都橘女子大学教授は、「共産党が好きでない人も含め、憲法と教育基本法を徹底して守るこの党を勝たせ、日本の国益を守ろう」と訴え。
井上吉郎「WEBマガジン福祉広場」編集長は、「憲法を守り実現する議席、府民共同の財産として共産党を」とよびかけました。
「試験で忙しいから投票には行かない」という学生(22)は、訴えを聞いて、「日本は、アメリカと一緒か、独自の道かの局面にあると思う。今、憲法を変えたらアメリカ言いなり。僕は独自の道を行くべきだと思う」と語り、「じゃあ大事な選挙ですね」と問うと、「そうですね」との返答。
期日前投票を「知らなかった」と驚き、「反戦とか共産党の主張は正しいと思うこともある。投票の選択肢にも入りますね」と話しました。