2004年7月7日(水)「しんぶん赤旗」
日本共産党の志位和夫委員長は六日夕、宮城県仙台市内での記者会見で参院選の情勢をどうみるかについて問われ、「今度の選挙をわが党は反転攻勢の選挙と位置づけてたたかっている」とのべたうえで、比例代表について「改選八議席だが、総選挙の結果をふまえ、五議席を絶対確保議席にした。これは総選挙比で133%の得票率が必要となる攻勢的な目標であり、同時にリアリズムにたった、がんばれば達成可能な目標だとして決定した」と説明。現状について「奮闘いかんでは五議席の目標達成が視野に入るところまできつつある。比例区もわずかな得票の差で当落が決まる。最後まで力をつくし、必ず目標をやりとげたい」とのべました。
選挙区については、「現有七議席の必勝を目標にたたかっている。どこも激戦だが、議席を争い得るところまで押し上げてきた。最後までの大奮闘で勝機をつかみ、議席を獲得するために、全力をつくしたい。また全選挙区で躍進、勝利をめざして力をつくしたい」と表明しました。