2004年7月16日(金)「しんぶん赤旗」
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「国民が安心して暮らせる年金制度確立のために、年金『改革』法の実施中止を」。国民春闘共闘委員会、全国労働組合総連合、中央社会保障推進協議会は、秋に予定されている臨時国会に向け、年金「改革」法の実施の中止を求める署名に緊急に取り組みます。
自民・公明両党は、際限のない保険料引き上げや守られない給付水準など、ウソとごまかしの年金法案を、数の力で強行しました。年金問題は参院選でも大きな争点となり、選挙後のマスコミの調査でも年金法の白紙撤回を求める声は、国民の八割にのぼっています。
衆参両院議長への署名の趣旨は、保険料の際限ない引き上げ、給付水準も50%を下回り、さらに引き下げるのは国民のくらしをいっそう悪化させ、年金制度そのものを崩壊させると強調。国民が安心して暮らせる年金制度の抜本改革をするために、年金「改革」法の実施中止を要求しています。
A4判の署名用紙の裏には、「うそとごまかしの小泉『年金改革』法の実施中止を」と書いたビラを印刷しています。
呼びかけ団体は、国民の願いに背を向けた年金「改革」法の中身を広く知らせ、十月実施を中止し、国民的議論をやりなおした抜本改革を求め、署名を急速に広げていこうとよびかけています。
問い合わせ先=中央社会保障推進協議会 電話03(3401)2743